去る14日に以下の研究会に行ってきた。

テーマ:ワークフェア社会を巡って−「就労」と「福祉」の転換と交錯−
報告者①:宮本太郎(北海道大学公共政策大学院教員)「社会的包摂の政治学−ワー
クフェアと対抗構想−」
報告者②:小沢修司(京都府立大学福祉社会学部教員)「ベーシック・インカム構想
にみる『就労』と『福祉』の転換」
報告者③:奥田香子(京都府立大学福祉社会学部教員)「雇用政策における「契約化
(contractualisation)」の試み−失業者の「権利」と「義務」の明確化−」
日時:2005年9月14日(水)14:30〜17:30
会場:京都府立大学第27教室(2号館1階東端)
大学へは、京都府立大学HPのアクセスマップをご参照ください。
http://www.kpu.ac.jp/shomuka/gaiyo/campus/access.html

ワークフェアを巡る動向全体の分かりやすい報告の後、
ベーシックインカムについて最近の日本での動向を織り交ぜながらの報告。

―日本で、ベーシックインカムを通して社会政策の規範議論が
活性化するのは、まだまだ遠そう。また、フランスでは、
雇用契約」をはっきりさせることで、就労を提供する側が
違反しないようにさせるという改革が行われていた。エルミーに
ついても気になるところ。