小説

宮沢賢治「風の又三郎(新編)」風の又三郎―[録音資料] (新潮カセットブック M- 3-5)作者: 宮沢賢治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1989/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る どっどど どどうど どどうど どどう、 青いくるみも吹きとばせ …

東京奇譚集作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09/15メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 95回この商品を含むブログ (552件) を見るなかでも「日々移動する腎臓のかたちをした石」がよかった。半島を出よ (上)作者: 村上龍出版社/メーカー:…

恋人たちの誤算 (新潮文庫)作者: 唯川恵出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/12/26メディア: 文庫この商品を含むブログ (18件) を見る久しぶりに小説を読んだ。「天使たちの誤算」というタイトルで XXで連載されていたときが、1990年代初めやったかな。「将…

生は彼方に (ハヤカワepi文庫)作者: ミランクンデラ,Miran Kundera,西永良成出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/07/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) を見る ・・・。正しいのは彼かそれとも他の者たちか、といったこと…

ヴァリス (創元推理文庫)作者: フィリップ・K・ディック,Philip K Dick,大滝啓裕出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1990/06メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 85回この商品を含むブログ (63件) を見る SFというよりは、ドラッグカルチャーものかな。でも…

カフカのように孤独に (平凡社ライブラリー (265))作者: マルト・ロベール,東宏治出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1998/10/01メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る ようやく、『城』を再読できた。しかし、明らかになったのは、以前 読んだ時、…

『城』はまだ読み終えてないが、友人のKに教えてもらった作品をいくつか忘れないうちに、かきとめておこう。目取真俊『水滴』(文春)水滴 (文春文庫)作者: 目取真俊出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/10/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この…

野田秀樹『ミーハー この立場なき人々』ミーハー―この立場なき人々 (講談社文庫)作者: 野田秀樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1986/06メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る民主主義について考察した本だと思う(笑)

城 (新潮文庫)作者: フランツ・カフカ,Franz Kafka,前田敬作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1971/05/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 76回この商品を含むブログ (126件) を見る 『城』にも『審判』にも共通して言えることなのだけど、権力との闘いにお…

レベル7(セブン) (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1993/09/29メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 664回この商品を含むブログ (197件) を見るこの表紙いいよなー。宮部みゆき。 読むのは初めてだけど、なんか凄い。 単にサスペ…

山田詠美『姫君』文春文庫姫君 (文春文庫)作者: 山田詠美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/05/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (71件) を見る 小説が好きだから、初めて会った人とかで手持ち無沙汰に なると、お勧めの…

・メモ サンチョを三人お供に連れて、ドンキホーテを「分裂病」として描く。 一人のサンチョに対して、一つの「人格」をドンキホーテが持つ。それらの 人格の統合人格として、“K”を登場させる。 ドンキホーテにしろ、Kにしろ、世界と自己が“認識”によって ね…

キック キック トントン きっく きっく とんとん 寒い夜、太郎はうどん屋の前でのっぽの姉さんと、 やせと太っちょのお兄さんの3人を待っていました。 まだか、まだかと手袋をかぶせた小さな手を、 口にあてて眺めていました。口から出した息の白さで 初め…